何を残そう

やってみなくちゃ分からない 分からなかったらやってみよう

インプレッサ スポーツ GP 7 セルモーター交換、その他同時作業

2012年式初期型インプレッサスポーツ距離は大体10万キロを超えたくらい。

一応メモとして残しておきます。

エンジンかからず

故障の前兆は直前のエンジン始動時セルの回りが重いなと感じ、翌朝始動しようと思ったらスイッチを押してもカチカチと言うだけで始動できませんでした。
これだけでは正直セルモーターがダメなのかオルタネーターがダメなのか判断が付かず、何度かスタートスイッチを押してエンジンをかけてみるとバッテリー電圧はちゃんと14v出ていることからセルモーターの故障だと判断。*1

始動後
インプレッサ半年後に乗り換え予定なので新品やリビルトで変えるのは勿体ないなと思い中古を買いましたが交換後も同じ症状でエンジン始動できませんでした。
が、ひとまず交換作業を載せておきます。

スターター交換作業

交換作業はものすごく簡単でした。

  1. バッテリーのマイナスを外します。
  2. エアクリーナーのダクトを外します。
  3. するとスターターが見えます。
  4. 後はB端子、やスターターのカプラー、ミッションにつながっているボルトナットを外すだけです。

スターター下側のナットは角度を付けて固定できるラチェットハンドルがあると楽です。
スエカゲツール Pro-Auto 3/8"(9.5)DR.伸縮式フレックスロックラチェット STR-F3
(これ安いし角度固定できて伸縮するので家用の適当(DIY)作業用としてはかなり便利です。)

正直30分もあれば終わってしまうと思います。

ただ、上にも書いた通り中古品スターターに交換しても症状は変わりませんでした。  

スロットルボディ清掃

交換後もたまにエンジンがかかるものの、アイドリング回転が不安定だったこともありスロットルボディ清掃をついでに行いました。
多分ECUの学習がリセットされたことが原因で不安定になっていただけだと思います。
清掃後しばらくアイドリング放置で治りました
エンジンがかかりにくいのはスロットルボディでも無さそう

スターターカットリレーの交換

交換後、スターターカットリレーの交換をしていなかったのでダメ元でやってみることにしました。

82501AG120(スターターカットリレー)
買いました。1100円くらいでした。
中身はミツバ製RC-5101でした。
ミツバ製RC-5101

交換作業

この車、運転席側室内のリレーボックスにアクセスするためにはヒューズボックスを固定しているボルトを外して手前にずらさないといけません。

奥に見えるリレーボックス

リレー上下、ツメで引っかかっていることやリレー上部に取り外し用の引っかける部分があることからおそらく専用のツールがあると思われますがそんなものは持っていないのでプライヤーで挟んで上下にずらしながら外しました。
その結果、まずリレーのカバーのみが外れ、その後コイルを掴んで外すと端子ごと抜けてきてしまい、最終的には3分割され外れてきました。
かなり固かったです。
リレーを外した後の再使用はおそらく専用工具で取り外さないと難しいと思います。
外れたリレー

後は逆の手順で戻していくだけです。

意図せずリレーの中身が見えたものの、コイルが焼けているわけでもないので薄々感じてはいましたが交換しても症状は変わりませんでした。。

これで中古スターターが壊れているかバッテリーが劣化しているかのどちらかだと考え、バッテリー充電器を買ってバッテリー充電してみることに。

バッテリー

バッテリー自体は1年前にboschのバッテリーに交換していたのでここでは無いと信じたかったです。 改めて見てみるとクランキング時8vくらいまで電圧降下していることもあり怪しいのは確かです。*2

メルテックのパルス充電器 MP220を買ってみました。
充電量は60%から始まりましたが電圧が10v程しかなくちょっと少なめでした。
これでパルス充電もあわせて5時間ほど充電して取り付けてみると、普通にエンジンがかかってしまいました

その後車の不調

エアコン不調

エアコンのモード切替が出来ることはできるんですが、常に足元から風が出てくる状態になってしまいました
正面からも出るには出るんですがちょっと弱いです。
これ以外にも純正戻しで色々作業していたので原因が今回の修理とは限りませんが直すのは面倒なのでこのまま売ろうかな。

生きてるバッテリーに変えたら直りました。
バッテリーが死んでたからうまくモードモーターを動かせてなかった?かも

バッテリー電圧不安定

停車中は問題なく14.4vくらい出ているんですが、実際走行してみると12.5vくらいまで下がりその後14vまで戻ったりな状態でした。
バッテリーの劣化かオルタネーターの故障かどちらかわかりませんがこれも直すのは面倒でお金がかかるのでこのまま売ろうかな。
バッテリーテスターで測ってないですが、おそらく劣化していそうなので、まともな業者なら納車整備の段階でバッテリー交換もすることでしょう。
多分オルタが死んでます。生きてるバッテリーに変えても症状変わらず。

原因

最初にエンジンがかからなかった時点でバッテリー電圧が下がっていたこと。
その状態に気付かず1~2週間くらい放置してしまったのがダメだったのかなと思います。
なかなか忙しくて作業時間が取れなかった。
これによって、同時にバッテリーも巻き添えで死んだので診断もややこしくなってしまったのかなと。

おわり

ここまでインプレッサに乗ってみて思ったことは水平対向エンジンを除いて、意外とスバル車の整備性は良いんだなと感じました。
過去にプラグやベルトも交換しましたが、NAなので交換は簡単でした。
gpインプレッサは中古相場も安いし良い車だなと思います。

*1:作業後気付きましたが診断ミスです。後に走行テストしてみるとバッテリー電圧が不安定でした。

*2:Q85 boschのバッテリーが20000円くらい、リビルトスターターが30000円くらい。あと半年しか乗らない車でそこまでお金をかけたくなかった気持ちもある