何を残そう

やってみなくちゃ分からない 分からなかったらやってみよう

JC61グロム ハイカムを組む

少しずつグロムは弄ってましたが記事にするほどでもなく特に写真も撮らずに進めていたので久しぶりの記事更新です。

半年前に買ったグロムで山とか走ってみると6000回転より上が全然伸びなくてどうにかしたいなと思ってました。
キタコtype1ハイカムを組んで同時にimapも付けます。

imap取り付け

カプラーオンセットを買ったので特に難しいところは無かったです。

左シュラウドを外す

カプラー接続

カプラーのうち一つはカバーの中に

車載工具入れにピッタリだったのでそこに置いた

後々考えたら振動や浸水対策でクッションテープとか使って巻いた方が良いことに気付いたのでやっておきます。
あとは配線をタイラップで止めて終わり

イカム組み付け

クランクケースカバーのタイミングホールキャップ二本外す

フライホイールを回して合いマークを合わせる

パッと見で分かりにくいのでマーキングしておくと良いかもしれない
ボルト二本でカムスプロケカバーを外す

先程のタイミングホールキャップとカムスプロケカバーにOリングが付いてるので注意

タイミングホールキャップはoリングが相手に残るかもしれないので外しておく。ピックツールがあると便利
ストレートのユニバーサルホルダーでスプロケが回らないように固定して真ん中のボルトを外す

そこまで固く締まってない(27N・m)
クランクケースカバー下の10mmボルトを外しておくとスプロケの脱着が楽。 オイルが垂れてきます。

OUTと書かれているプレートを外す

カムシャフトを引き抜く

ここが固すぎて引き抜けそうになかったので、カムシャフトのボルトの間にメガネレンチを挟んで少し締め込み、メガネレンチの下側を叩いてなんとか抜けました。
抜けないのであればスライディングハンマーを用いるのがベストです。
カムシャフトにオイルを塗って組付け
手でしっかりオイルを塗り広げる。ボルトにもオイルを塗っておくと良い。

後はカムスプロケットの合いマークとフライホイール側の合いマークが揃うように元の手順で戻してくだけ

Oリングを組み付ける際に噛みこまないように注意。オイル漏れの原因になります。オイルを塗ったりシリコンスプレーなどを吹いておくと良い。
最後にタペット調整をして終わり。
in側 (上)0.10mm
ex側(下)0.17mm
で調整。
これはシクネスゲージを引き抜くとき若干抵抗があるくらいで調整します。
その若干が本人の感覚による部分もあるので不安であれば詳しい人に見てもらうのが良いかと。
当たり前ですがエンジン内部はしっかりトルク管理しましょう。KITACOの説明書にも載せてくれています。

シュラウドを組み付ける前に垂れたオイルや普段手の届かない部分もついでに掃除して終わりです。

使った工具とか

ソケットやメガネレンチなど最低限は除く。
ストレート タペットアジャストレンチ
ストレート ユニバーサルホルダー
ストレート ピックツール
KTC シクネスゲージ
オイラー、オイル
amazonアソシエイトとか入れてないので気軽に踏んでください。)

ストレートさまさま
シクネスゲージは元々持ってたのでKTCの物を使ってます。それ以外特に理由は無いです。

終わり

作業の感想は腰が痛かったです。
カムシャフトを引き抜く時が少し難儀しましたがそれ以外はスムーズに進みました。
imap取り付けも含めて2時間くらいで終わりました。
6000より上が気持ちよく回るようになって満足です。

次何かするとしたらエアクリが純正なのでその辺りだと思います。